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建築のまえに

Corb [コルブ] 一周遅れの建築と人の話

2018/09

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100905コペル君

むかし書かれた本 が長い年月を経て読み継がれているものを古典というのであれば、文学や哲学、経済学など様々な分野にそのような本が有るでしょう。

児童書のなかにもすでに古典は有りますが、大人と子供の境目の時期の中学生にとっては「ファーブル昆虫記」や「ロウソクの科学」「フェルマーの最終定理」などの自然科学の入門書が多く、倫理的な事柄についての本は少ないようです。

そのような中で、70年以上前に出版された本で子供達向けの良い本として評価の高かった吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」と言う題名の本のことを、ラジオやテレビで聞く機会が最近になって続けて有りました。

この本は、戦前の言論統制の厳しくなる中で、次の世代を担う子供達の為に書かれました。

父親を亡くした主人公のコペル君という中学2年生の日常での経験や悩みと、それを見守る叔父さんのコペル君への「ノート」から出来ていて、難しい歴史や科学そして社会の関係を分かり易くそして自分から進んで考える事の大切さを教えてくれる、ちょうどこの年齢の子供達が誰しも持っている漠然とした不安に少しでも答えて、その行くべき先を指し示そうとした本です。

今の時代にあらためてこの本が取り上げられるようになったことも又重要かもしれません。

自由と幸福が約束されたかに見えた若々しい日本に、経済や社会・人間関係など様々な不安が立ちこめ、特に子供達の将来への希望がますます小さくなって行く、今の社会にとってこの本が持っているメッセージをあらためて知ってもらいたいからでしょうか。

          IMG_2569a.jpg

自分がこの本に出会ったのは1982年に文庫本として出された時でしたから、もう子供ではなかったのですが、大人として読んでも又いつ読んでも、新しい感銘が有るのは古典の風格ですね。

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