建築のまえに

Corb [コルブ] 一周遅れの建築と人の話

2017/09

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100828木材の乾燥(1)

ハム作り は温度を大変気にしなければならない作業で、素人が簡単な道具で作ろうと思えば、雑菌の繁殖の心配が少ない冬の気温と湿度の低い時期を選ぶことになります。

今の時代ですからハムのつけ込みは冷蔵庫の中でおこなうので温度はそれほど問題はありませんが、その後のスモークとボイルは加熱をする作業ですから、微妙な温度の加減が必要になってきます。

豚肉は温度が60度を超えると色素の組成が変化をしてピンク色から褐色に変化し、余分な臭いも出てくるため、最も気を使わなければならない工程になります。

このスモークとボイルには約8時間かかり、昼間はなかなか時間がとれないために、夜中の作業となり終わるのはいつも未明の眠たい時間になりますから、ついついこまめな管理が出来なくなって、温度が上がりすぎて見栄えの良くない、なんとかチップの風味でごまかしたようなものしか出来ないのはとても残念です。


住宅をつくるのに欠かせない木材も、乾燥をさせて使うと強度が増したり、建った後にあばれたりしないなど多くの利点があります。

乾燥の方法も大きく分けると、間に桟木を入れて風通しを良くした状態で簡単な屋根付きの屋外に置いておく「天然乾燥」と、人工的に熱を加えて、より短時間に木材の中の水分を取り除く「人工乾燥」という方法があります。

「人工乾燥」も、130度以上の高温まで、プログラム制御で温度を上げるものから、50度前後の温度で除湿機を併用するもの、燻煙を利用して乾燥するもの、電子レンジのように高周波で加熱して乾燥させるものなどたくさんあります。

どのような乾燥方法を選ぶかは、実際に家を建てるにあたってはたいした問題ではないと言われるかもしれませんが、生物である木材は外から加えられたエネルギーに対して確実に内部で変化を起こしています。

高温で稼働中の乾燥機から出てくる黒っぽい液体は、木の血液ともいえる樹液が蒸気の水分と交換されて、外に出たものですから、美しい木の色つやはなくなりますし、細胞の破壊もありますから効率と引き替えにしたデメリットもありますね。

ハムを作っていると、ついウトウトしながらそんなことを考えてしまいます。

木材の乾燥については何回かに分けて、あらためてブログで取り上げたいと思っています。
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