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建築のまえに

Corb [コルブ] 一周遅れの建築と人の話

2010/10

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101127 10円木馬

いまでは遊園地 は子供だけではなく大人も楽しめるレジャー施設として、遊具やアトラクションなども立派で華やかなものが多くなっていますね。

その影で昔からあった地方の子供達の身近な遊園地が閉園し、おとぎの国といえば「出銭ーらんど」しか知らない子供も多いのではないでしょうか。

小さな地方の遊園地にとって受難の時代である近頃ですが、昔は「前橋中央児童公園」と呼ばれていた、小さな遊園地の「るなぱあく」は、前橋市近郊に住む我々と同年代の人達には何度も遊びに行った楽しい場所として今でも懐かしく思い起こされるでしょう。

私も、子供を連れて一度ここに来たことがあります。

大きな道路に沿いにある、小さな遊園地であっという間に前を通り過ぎてしまうほどの大きさですが、中に入ってもやはり狭いです。

でも、その狭さが大変良いのです。

入場ゲートもなく無料で入れる園内は一目で遊具が全て見渡せ、小さな子供達にも自分が乗りたいものがすぐに解りますし、冒険心のある子が自由に園内を遊び回っても、迷子になることなどけっしてないでしょう。

また、遊具の利用料金が安いのも魅力で、メリーゴーランドも飛行塔も豆列車も皆1回50円で、木馬館の木馬は10円です。

でもこの木馬、10円だからといって侮れない由緒正しい木馬で、馬具は本革で出来ていて、50年以上前に作られたものですから、「国の有形文化財」にも登録されています。

一時期は「中村製作所」(現バンダイナムコゲームス)が作ったとされていましたが、今では都内の遊具関連会社の「昭和鉄工」さんが作ったことが正式に確認されたそうです。

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ここの遊具は皆小振りで、大人が乗るにはちょっと苦しいですが、子供にはちょうど良い大きさです。

昔の遊園地は子供が楽しむもので、大人は子供達の喜ぶ笑顔を見て楽しんだのでしょうから、最近の遊園地は変わってきましたねえ。

でも「幼ごころの君」は、社会が豊で幸せな証拠かもしれませんね。

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101116建物の寿命

今月に入ってから 新潟県の新発田市役所に行く機会が二度ほどあって、一度目は雨の天気予報が幸いにも晴れて上天気でしたが、二度目は雷雨をともなう荒れ模様の予報通りのまるで台風が来たかように風が強く、冬も間近いと思わせる日でした。

この町は山形からの帰りにいつも通り過ぎるだけでしたが、昔から新潟県北部の中心として栄えたため、見るべきところの多い良い町です。

なかでも昔から興味をもっていたのが、建築家のアントニン・レーモンドさんの新発田カトリック教会の建物で、新発田といえばこの建物がまず頭に浮かびましたので、朝早くに到着すると一番に見に行きました。

1966年に建てられたレンガと丸太を構造体に使用した六角形の簡素な建物は手入れも行き届き、当初鉄板で葺かれていた屋根も銅板に改修されたと聞きますから、人々のこの建物に対する愛着が感じられます。

この建物の外観の特徴のひとつが窓に貼られた和紙の切り紙で、これは奥さんのノエミ・レーモンドさんがステンドグラスの代わりにと考えてデザインしたもので、軽井沢の聖ポール教会にも使用されていて、浄財で建てられた建物を少ない予算でも出来るだけ良いものにしようという考えから取り入れられたものでしょう。

レーモンドさんの建物は、私が住む町からでも、車で一時間ほど走れば「軽井沢夏の家」「聖ポール教会」「軽井沢のスタジオ」「群馬音楽センター」「井上房一郎邸」などが残っていて、中には本来の用途以外で使われるものもあり皆大事にされています。

日本の住宅の寿命は30年と言われていますが、(建物の寿命の計算方法もびっくりするような変な計算のしかたですが、これはあらためてブログでお話します。)多くの建物は構造的な寿命以外の理由で取り壊されています。

そのなかでも多い理由のひとつが「陳腐化」で、近頃の商品としての住宅が持つ宿命かもしれませんが、戦後の社会状況もありますが、今までの建物がそこに住む人に顔を向けていなかったという反省もあります。

レーモンドさんの建物を見ると、人に語りかけてくるような豊な空間を持った建物は、必ず住み継がれるということをあらためて実感しました。

又、そのような建物を残すためにも町の骨組みともいえる都市計画などのグランドデザインが、より重要になると思っています。

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101102レインボーマン

特にラーメンが 大好きではないのですが、熊本ラーメンの「桂花」が倒産したというニュースには驚きと少しの寂しさを感じました。

世の中はラーメンブームで、ちょっと名の知れたお店はどこも皆繁盛していると思っていましたが、内情は大変だったのですね。

またまた昔話で申し訳ありませんが、若い頃新宿三丁目にある設計事務所でアルバイトをしていたことがあり、親方一人、追い回し一人の小さな事務所でしたから、夕食も交代でとっていて、私はたいがい近くの「桂花」で高菜ラーメンを注文していました。

飽きのこないさっぱりとした豚骨味で、こぢんまりとしたラーメン屋然とした店は雨の日に行くと、映画の「ブレードランナー」にでも出てきそうな雰囲気でしたっけ。

近くには演芸場の末広亭や、モナリザもびっくりの世界堂もあったりして、ちょっとした小宇宙のようで、そういえばレインボーマンの衣装を着て自転車のサドルに腹ばいになって乗っていた新聞配達のお兄さんもたまに見かけましたが、街の風景にとけ込んでしまったのか、誰も振り向きませんでした。

どこの町にもそこに住んでいては気がつかない空気のようなものが町の風景というもので、他のところから来た人のほうがそのことをよく理解出来るのかもしれませんね。

むかし誰かが言ってました。

町を変えるのは若者とヨソ者とバカ者の三人だって。

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